2008年2月10・11日会津若松&大宮旅行 後半にんにくのにおいが消えないまま、喜多方駅へ戻る。次の列車までかなり時間がある。駅の中や周辺を散策して時間をつぶそうか。喜多方の駅舎はかなり味があり、なんだか最近作られたのだか昔作られたのだか分からないようだった。駅前には小さなロータリーと商店街が立ち並んでおり、土産物屋に入ると、我が地域の名物とばかりに喜多方ラーメンが高々と積み上げられていた。 しばらく待った後、私達が乗る「AIZUマウントエクスプレス」が入線して来た。これは元名古屋鉄道のキハ8500系で、特急として名古屋と高山を結んでいた車両である。 それが今はこうして会津にいるのだが、この列車はいつでも喜多方まで来るわけではなく、普段は会津若松止まりで多客期の土休日にのみ延長運転される。また、この列車の始発駅は通年鬼怒川温泉で、野岩鉄道~会津鉄道~JR只見線を経て会津若松(そこから磐越西線で喜多方まで)来るのである。 時間にして約2時間、喜多方ならば約2時間30分といったところだろうか。 そんな事を思っているうちに、我らがAIZUマウントエクスプレスの扉が開いた。乗り込んでみると、行きの719系電車を凌ぐ前面展望と窓の大きさ、そしてシートの心地良さ! 大満足であった。 「お古」であるため、多少くたびれてはいたが、車内設備は「特急」そのものだった。 20分程度で会津に着くが、本当に居心地が良かった。もっと乗っていたいほどだった。無論、そんな事はできるはずもなく、私達は駅を出て会津の町を観光しに行くのであった。 会津若松へは、一昨年(2006年)に修学旅行で行った経験があるので、その時に行った場所をもう一度まわってみる事にした。 |